２０１５年１月１日から大老山トンネルの通行料が引き上げられることが決まった。７月４日付香港各紙によると、大老山トンネルが値上げするのはこれが９回目で、平均上げ幅は１１．９％。うち最も上げ幅は大きいのは自家用車・タクシーの１８％。現行の通行料１７ドルが２０ドルになる。ミニバスやトラックは据え置きだ。公共交通機関として市民の足になっているバスと２階建てバスの上げ幅はいずれも３％で、現行の通行料よりも１ドル高くなる。九龍バスではトンネル通行料引き上げ後の負担は年に４７０万ドル増えると予測。それが将来的に運賃に跳ね返ることも懸念される。また、このたびの値上げで、大老山トンネル利用者が料金の安い獅子山トンネルへと流れる可能性があり、獅子山トンネルの渋滞を招くことも考えられるという。【関連記事】