高速鉄道、開通は2018年第3四半期に 特区政府運輸及房屋局の張炳良・局長は6月30日、広州―香港間高速鉄道の香港区間の工事状況について記者会見を行った。香港鉄路有限公司(MTRC)が同日政府に提出した最新見通しによると、高速鉄道の2017年末の完成・開通は不可能となり、6カ月の緩衝期も含めて18年第3四半期に先送りする必要があるという。建設コストは832億ドルに上ると見積もられ、10年1月に見積もられた650億ドルから31.23%の超過となる。張局長は「政府はコスト超過を受け入れられず、超過分を納税者だけに負担させるわけにはいかない」と述べ、最終的にMTRCに支払う工事委託費用には上限を設けることを強調した。【関連記事】 |
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