民主派団体の民間人権陣線は６月２５日、７月１日に予定している恒例「７・１デモ」の詳細について記者会見を行った。２６日付『りんご日報』『明報』などによると、デモは午後３時にビクトリア公園を出発し、特区政府本庁舎前まで行進。テーマは「民主香港の建設、わが街の未来を取り戻す」、他のスローガンとして「梁振英・行政長官の辞任」「基本法の改正」「悪質警官の責任追及」などの要求を掲げ、１０万人の参加を見込んでいる。だが食物環境衛生署は参加団体のうち少なくとも５団体の臨時街頭販売の申請について通行妨害を理由に却下。また行政署は政府本庁舎前の広場を終着点にして集会を行うことを拒否し、集会は庁舎前の歩道で行うこととし必要ならば車道も開放するという。民間人権陣線は７・１デモで街頭販売が認められなかったのは初めてとして、「当局の政治弾圧だ」と非難。普通選挙案が否決されたことで参加者数の減少が予想されているものの「懸念はない」と述べた。一部政党はスローガンに「基本法の改正」を盛り込むことに態度を保留していたという。【関連記事】