程永華・駐日中国大使は６月２３日、ＴＢＳラジオのニュース番組「荒川強啓デイ・キャッチ！」にスタジオ出演し、歴史認識問題、南シナ海・南沙諸島の埋め立て問題などについて語った。安倍首相の７０年談話についてどのような内容を望むかとの問いに対し、「日本政府において、色んな機会で色んな話があった。最も代表されるのが１９９５年の村山談話。当時の村山総理が閣議決定を通じて、談話を発表された。しかし、一部の人、一部の勢力が、靖国神社、慰安婦、歴史教科書の問題などでそれと逆の言動をとることもある。どれが本当の日本の姿勢なのかがわからない。これを７０年の機会にはっきりしていただきたい」と述べた。なぜ歴史認識問題がぶり返すのかについては「日本で、かなり責任ある立場の方でも、歴史あるいは戦争責任と関連する問題での言動が、かつての日本政府の意思表示と違う。ほとんどの原因が日本にあると思う。お互いに話をまとめて、こうだと決めたら、それを守っていくことが大事。かつての発言を守って初めて、未来に向かえる」と語った。【関連記事】