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占拠行動再発に備え退職警官300人を採用
立法会で間もなく政治体制改革案の審議が行われるが、香港警察は6月6日、占拠行動の再発に備えて退職警官約300人を助っ人として採用した。7~8日付香港各紙によると、今回募集した退職警官の採用期間は半年で、時給は100ドル。立法会での採決当日のデモ活動や7・1デモへの対応に当たる。民間人権陣線は14日のデモ行進とともに同日から採決当日まで立法会周辺で集会を行うことを申請しているが、警察は許可するかどうか検討中という。参加者数は5万人を予定している。一方、親政府派も17日から支持者を立法会周辺に動員して集会を計画。立法会のデモエリアは2600人しか収容できないため、参加者数は最大で2000人、徹夜での座り込みは行わないという。またセントラル占拠反対団体の「保普選反暴力大連盟」も採決前日から可決を支持する活動を計画しており、立法会周辺では可決支持派と反対派で衝突が発生することも懸念されている。【関連記事】