ある調査によると、香港では既婚者の浮気（不倫）は普遍的なもので、その４０％が中国本土で起きているという。６月８日付香港各紙によると、この調査結果は２０１２～１５年にボランティア団体・明愛向晴軒に寄せられた相談内容と市民を対象に行ったアンケートをまとめたもの。回答者１４４１人のうち約半数が「周囲の家族や友人に不倫問題がある」と答え、不倫は香港社会の普遍的なものであることが分かった。また回答者の２０％が「自分にも不倫の機会がある」と回答した。アンケート回答者のうち４５４人は不倫の悩みを同団体に相談した人で、そのうちの３分の２は３１～５１歳だった。また、浮気が発覚した時期と婚姻年数の分布をみると平均的に発生しており、世に言う「７年目の破局」とは一致しないことが分かった。回答者のうち５４％が不倫は香港でと答えたが、４０％は中国本土でと答えた。また、６０％以上が不倫相手は同僚か友人と回答。３５％がその不倫は「金銭取引がない恋愛関係」と答え、「包二●（手当を払う愛人関係）」と答えたのは３０％だった。【●＝女へんに乃】【関連記事】