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デング熱、今年初の域内感染確認
香港域内でのデング熱感染で、今年1人目の患者が先ごろ確認された。6月3日付香港各紙によると、患者は58歳の男性で潜伏期間中の渡航歴はない。今年の域内感染者第1号の確認は昨年に比べ4カ月早い。この患者は5月25日から発熱や関節痛が始まり、クリニックや漢方医などを受診したが良くならず、31日に沙田仁安医院に入院。治療を受けて熱は下がり、すでに6月2日に退院した。患者は大埔在住で大角嘴で働いているが、住居近くで蚊にさされたと話している。同居する妻に症状は出ていないという。香港域内でのデング熱感染は、昨年は10月に1人目の患者が確認され、通年の感染者は計3人だった。今年は香港域外での感染(潜伏期間中に渡航歴のある患者)は34人に上っている。【関連記事】