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メーデー連休、入境者増加も消費は不振
5月1~3日のメーデー連休には入境者数が昨年の同連休に比べ増加したものの、消費は芳しくなかったようだ。3~4日付香港各紙によると、入境処の統計では連休3日間の入境者数は前年同期比4.5%増の113万人余り。1~2日だけでは87万5000人で、その中で中国本土からの入境者数は同15.1%増の33万1069人。うち1日は同24.2%増の17万7056人、2日は同6.1%増の15万4013人だった。だが香港旅遊業議会の胡兆英・主席は、多くの本土からの旅行者にとって香港は海外への中継点に過ぎないことや、初めて香港を訪れるわけではないので消費力は低いと指摘。出入境者の総数は昨年と変わらないが宿泊客は同10%減と見込んでいる。香港餐飲連業協会の黄家和・会長は、西貢、長洲を除けば連休中のレストランの売上高は同15%減とみる。2日の香港海洋公園の団体客が同10%減だったほか、連休中の売上高は宝飾品店が同10%以上の減少、薬局兼乾物屋が同30%減と見込まれている。【関連記事】