白昼の黄大仙でタクシーの修理工場が突如爆発、３人が死亡９人が負傷する大事故が発生した。４月２７日付香港各紙によると、爆発が起きたのは環鳳街にあるタクシー専門の小さな修理工場。目撃者の話では、２６日午後３時４０分ごろに突然大きな爆音が起き、たちまち現場は火の海となり周囲も黒い煙に包まれたという。通報を受け消防車がすぐに到着したものの火は広がる一方で三級火災にまで発展し、ようやくに鎮火したのは午後６時半ごろ。爆発による死者は、工場主と修理を依頼したタクシードライバーに加え、工場の隣でガラス店を営んでいた女性の計３人。負傷者は９人だが、うち同工場に勤務していた修理工１人が重傷を負い、現在も危険な状態が続いている。消防処では専門チームを組織し、全容の解明に向け調査を続行。まだ原因は分かっていないが、放火など人為的なものではないとみられており、修理工程が規定の条件を満たしていなかった、タンクやパイプからＬＰＧガスが漏れ出し引火したなどの可能性が指摘されている。【関連記事】