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本土客向け観光プロモーション開始
香港を訪れる中国本土の観光客が激減する中、本土客に向けた観光プロモーションがスタートする。4月17日付香港各紙によると、「開心・著数大行動」と題したこのプロモーションは、本土観光客の消費の起爆剤にと、特区政府がおよそ2350万ドルを投じ香港政府観光局(HKTB)が企画したもので、参加店舗や観光名所の数は1万以上に上る。すべての旅行者のみならず香港市民も一部特典は対象になるが、サービスや値引きされる物品が、莎莎の化粧品や鮑の姿煮、宝飾品など明らかに本土客狙いの内容だ。実施期間は4月27日からの5週間。一部を紹介すると、位元堂銅鑼湾店では鮑の缶詰が1つ1ドル(100缶限定)、海洋公園の入場料がネット購入で4割引、英皇鐘表では指定の宝飾品が半額で購入できるという。また、爆買い客を意識した特典もある。屯門にあるモール、Vシティでは3万ドルの買い物で500ドル分、6万ドルの買い物で1100ドル分のギフト券がもらえる。【関連記事】