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富裕層の中西区、世帯月収は3万5千ドル
政府統計処が香港の2014年の人口動態統計「2014年按区議会分区画分的人口及住戸統計資料」を、3月31日発表した。同資料は香港を18地区に分けて地域差を調査したものだが、それによると、昨年の時点での香港の総人口は724万人。香港で最も富裕層が多く住む地区は中西区で、香港の全体の世帯収入の中央値が2万3500ドルであるのに対し、同区は3万5000ドルと飛び抜けており、最も貧困層世帯が多い深水●区の1万8000ドルのほぼ倍近いことがわかる。住民が最も若いのは平均年齢39歳の元朗区と離島区。逆に最高齢は平均45歳の東と黄大仙の両区だ。また、黄大仙区は男女比が最も均衡していない場所でもあり、女性1000人に対し、男性は896人しかいないという。男女とも単身者が最も多いのは沙田区で、同区全住民の31.3%にあたる18万人が単身者となっている。【●=土へんに歩】【関連記事】