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空港第3滑走路の建設、行政会議が承認
行政会議は3月17日、香港国際空港の第3滑走路建設計画を承認した。18日付香港各紙によると、第3滑走路の建設コストは2011年に見積もられた1300億ドルから8.8%増の1415億ドルとなり、早ければ2023年に完成する。空港管理局(AA)は内部資金、起債、旅客・航空会社から徴収の3方向からの資金調達を採用。それぞれ3分の1ずつ負担する。出境・トランジットの旅客からは1人180ドルの空港建設費を徴収することとなる。順調ならば第3滑走路が着工する来年の4月1日から工事完了まで徴収する。現在、香港国際空港には2本の滑走路があるが、ピーク時は1時間当たり66便が離着陸し、許容量の68便に迫っている。2016~17年には飽和状態に達する見込みだ。【関連記事】