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春節の海洋公園、入場者数は10%減
春節(旧正月)連休を含む7日間の海洋公園(オーシャンパーク)の入場者数が前年比で10%も減少したことがわかった。2月27日付香港各紙によると、これは同園の孔令成・主席がメディア向けの新年会の席上であきらかにしたもので、入場者減少の主な理由として挙げたのが、中国本土の観光客の減少だ。買い出し客に対する香港市民の抗議行動に加え、日本や欧州の通貨安で海外旅行に行く人が増えたこと、天気が雨がちだったことも影響していると同園では分析している。入場者の半数近くが本土客で占められている同園には頭の痛い問題だが、その一方で入場者一人当たりの消費額が4%アップするなど、明るい材料も見受けられるという。同園が挽回策としてまず挙げるのが3月にオープンするコアラ館だ。豪州からオス1頭メス2頭が輸入され一般公開は23日に予定されている。また、「大樹湾ウォーターパーク」が17年に竣工、「フィッシャーマンズワーフホテル」など2軒のホテルの建設計画も進んでいるという。【関連記事】