昨年の香港ディズニーランドの売上高と入場者数が過去５年間で最高を記録したことがわかった。２月１０日付香港各紙によると、これは９日に行われた同社の２０１４年度（１３年１０月～１４年９月）の業績発表で明らかになったもので、売上高は５４億６６００万ドル、入場者数は延べ７５０万人にも上り、堅調さをみせつけた。ただ、前年までふたけたの伸びを示していた入場者数の伸び率が、今回は１％増と頭打ちの印象も否めない。その原因について同園の金民豪ＣＥＯは「ここ数年は新しいアトラクションが矢継ぎ早に登場したが、去年はそれがなかったため」と説明、「今年は開園１０周年の企画を用意しているし、来年にはアイアンマンのアトラクションが控えているので期待してほしい」と述べた。その一方で、一人当たりの消費額の伸び率は１１％増と好調だ。『アナと雪の女王』が大ヒットし、関連商品が売れたのが要因だが、過去５カ月間だけで６万６０００点を売り上げている。中でも「エルサのドレス」は毎週５３０着ずつ売れているメガヒット商品だという。【関連記事】