香港大学民意研究計画の世論調査で、民主派の立法会議員の評価が全面的に低下したことが分かった。２月４日付香港各紙によると、調査は１月２～８日（対象１０２１人）、１９～２１日（対象１０２４人）に行われた。知名度の高い立法会議員１０人を１００点満点で評価したところ、トップ３は曽●成・議長の６２ポイント（昨年１０月に比べ３．５ポイント上昇）、葉劉淑儀（レジーナ・イップ）新民党主席の４６．３ポイント（同１．７ポイント上昇）、譚耀宗・民主建港協進連盟主席の４４．１ポイント（同０．７ポイント上昇）。４位以下は民主派議員だが、梁家傑・公民党代表が４２．４ポイント（同２．４ポイント低下）など、いずれも評価を下げた。同計画の鍾庭耀・総監は「昨年１０月の調査でセントラル占拠に参加した議員はすべて評価を下げていたが、今回の調査では親政府派が活気を取り戻し、民主派は引き続き勢力を失ったことが表れた」と解説した。【●＝金へんに玉】【関連記事】