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民主派の新春デモ、参加者数が大幅に減少
民主派団体の民間人権陣線は2月1日、新年恒例のデモ行進を行った。2日付香港各紙によると、このデモは毎年1月1日に行われていたのを政治体制改革の公開諮問に対応して延期。今年は「偽の民主はいらない。真の普通選挙がほしい」をテーマに銅鑼湾ビクトリア公園からセントラルまで行進した。参加者数は当初5万人と予測されていたが、実際には主催者発表で1万3000人、警察の推計でピーク時に8800人、香港大学民意研究計画の調査で1万1000~1万2000人。昨年1月1日は主催者発表3万人、警察の推計1万1100人、香港大学調査1万4000~1万7000人だったのに比べ減少が顕著となった。主催者は「市民がデモを通じて要求を表明することに不満を持っていることが反映された」と述べ、今後はさらに「高圧的な」行動が増えるとみる。また新たな抗争方法を模索し、今年の7月1日のデモを引き続き行うかも含めて検討するという。【関連記事】