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MTR西営盤、3月末に供用開始の予定
上環から堅尼地城(ケネディータウン)を結ぶMTR西港島線の開通から1カ月が過ぎたが、工期が遅れている西営盤駅が3月末に供用開始できそうだ。1月29日付香港各紙によると、現在の工事の進行状況から予測すると昨年デベロッパーが示していた当初予定通り、今年第1四半期に供用できる見込み。しかし、6つの出口のうちB3出口(奇霊里出口)だけは軟らかい土層と地下水の影響でいまだ工期が遅れている。このB3出口では深さ30メートル、長さ100メートルの通行路を建設。長さ80メートルまでは工事が進んでいるものの、あと20メートル残っている。現場には軟らかい土層のほか、石の土層があることが分かり、その硬さはどの程度かわかっておらず、掘削工事に時間をとられそうだ。このためB3出口の完成は今年末ごろになるという。【関連記事】