香港航空（ホンコン・エアラインズ）は来年、日本路線を増やす計画だ。円安による日本旅行の需要が今後さらに高まることから、広島、宮崎など新たに２～４路線を就航させる。また、東南アジア路線を２～３路線、韓国路線を1路線増やす。同社の孫剣鋒・董事長は、このところの原油価格の下落が同社の利益を押し上げていると語り、２００６年の開業から現在まで、大手の航空会社のように原油価格のリスクヘッジはしていないことから、燃料費の下落が財務状況を悪化させることはないと強調した。同社のクリスマスの予約状況は好調で、特に札幌路線は１１月の増便後、予約でほぼ満席だという。来年はさらに沖縄路線を毎日２便に増便し、今後数年掛けて３０機余りの航空機を購入するという。１２月１１日付『明報』『信報』などが伝えた。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=10624