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学民思潮のハンスト、政府が要求を拒否
学民思潮の黄之鋒・召集人らが12月1日夜から無期限ハンストを行っているが、特区政府は3日、要求を拒否する声明を発表した。4日付香港各紙によると、ハンストは黄召集人とメンバーの女学生2人の計3人で始めたが、3日夜にはさらに2人加わった。開始から50時間後には女学生のうち1人がおう吐する事態も起き、公開大学は3日、ただちにハンストをやめるよう呼びかけた。黄召集人らは3日正午に行政長官にあてた公開書簡を発表し、政治体制改革プロセスのやり直しについての対話を要求。これに対し行政長官弁公室は同日、「要求は法律プロセスに反する上、非現実的で政府は同意できない。違法行為や抗争を通じた意見表明は徒労に終わる」と回答。さらに政治体制改革の5段階プロセスはすでに2段階まで進んでおり、立憲政治プロセスと法律上は「撤回」や「政治体制改革プロセスのやり直し」の余地はないと説明した。【関連記事】