高等法院（高等裁判所）は１２月１日、デモ隊に占拠されている金鐘の幹線道路について申請された臨時禁止令を認める決定を下した。２日付香港各紙によると、これはバス会社の冠忠巴士集団傘下の跨境全日通が申請したもので、干諾道中、夏愨道、紅綿路の各一部が含まれる。占拠地の中心に当たる海富中心周辺は含まれていない。跨境全日通は占拠によってＭＴＲ湾仔駅から乗客を乗せることができず乗客は１７％余り減少、過去１カ月で６９万ドル余りの損失を被ったという。原告は４日午前中までに禁止令の正確な範囲を示す資料を提出し、その後に強制執行が行われることとなる。一方、学民思潮の黄之峰・召集人と同メンバーの女学生２人は１日夜から無期限ハンストを開始。一方、民主派議員は１日に発表した声明で、香港専上学生連会（学連）と学民思潮に二度と行動をエスカレートさせないよう呼びかけた。【関連記事】