旺角の占拠地で１１月２５日、バリケードなどを撤去する裁判所臨時禁止令の強制執行が行われた。同日付香港各紙と香港電台（ＲＴＨＫ）ニュースによると、強制執行が行われたのはミニバス会社の潮連小巴が申請した亜皆老街（アーガイルストリート）の禁止令。６０００人の警官が配備され、午前１０時半から開始。午後になっても立ち退かないデモ参加者がいたため、執行官は警察に処理を要請。デモ隊と警官の衝突も発生したが午後４時前には大部分の障害物が排除され、交通が回復。午後６時ごろまでに社会民主連線（社民連）の梁国雄・議員を含む３２人が逮捕された。だが夜間に入ってもランガムプレース周辺などでデモ隊と警官隊の衝突が続いた。２６日には旺角で最も広範囲に占拠されている彌敦道（ネーザンロード）でタクシー団体が申請した禁止令の強制執行が行われる。【関連記事】