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西港島線「香港大学駅」は最深の駅に
12月末開通予定のMTR新線「西港島線」。その「香港大学駅」は香港で最も深く、大きい駅になるようだ。11月20日付『りんご日報』『東方日報』などによると、駅の長さは250メートル、幅は22メートル、深さは70メートルに及ぶ。6つの出口があり、うちC2出口が駅コンコースまでの距離が最も長く、全長340メートル、普通に歩いて約6分かかる。卑路乍街方面出口から香港大学方面出口を結ぶと約575メートルに達するという。3つの出口はこのたぶ始めて採用されたというエレベーター専用出口だ。このエレベーターではコンコースと地上間の深さ約60メートルを約27秒で昇降できるそうだ。駅構内にはこの3機も含め計12機の以エレベーターが設置されており、1機で24~28人の輸送力を持つ。駅利用者のほとんどが香港大学の学生で、一般市民の全利用者の20~25%の見込み。また、付近は坂が多いことでも知られるが、住民の需要に応え、改札を通らなくても(乗車区外)ある出口から別の出口へ通り抜けできる設計になっているという。【関連記事】