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金鐘占拠地のデモ隊、立法会議事堂を襲撃
金鐘(アドミラルティー)を占拠しているデモ隊が11月19日未明、立法会議事堂入り口のガラスを打ち破る騒ぎが起きた。同日付香港各紙などによると、金鐘では18日午後11時ごろ、ヘルメットやマスクを着けたデモ隊約200人が立法会の駐車場で鉄柵を移動し出入り口を塞ぎ、議事堂への突入を図る者も現れた。19日午前1時過ぎにデモ隊は鉄柵やブロックなどで入り口のガラスを割り始めた。工党の張超雄・議員が制止したものの、2カ所でガラスが破られ、駆け付けた警官隊が警棒や催涙スプレーで対処するなどで衝突が発生。6人が逮捕され、警官3人が負傷した。デモ隊は立法会で版権条例修正案が可決されるのを阻もうとしたことを襲撃理由に挙げたが、立法会の19日の議題には含まれていなかった。同日は立法会での本会議などが取りやめとなり、図書館など各施設も一般開放を中止。特区政府は暴徒行為とみなして強く非難する声明を発表した。【関連記事】