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学連代表の北京行き、香港空港で搭乗拒否
香港専上学生連会(学連)は11月15日、李克強・首相との対話を求めるため北京に向かおうとしたが、香港国際空港で搭乗を拒否された。16日付香港各紙によると、北京に向かう予定だったのは周永康・秘書長を含む代表3人と付き添いの計4人。ネットで搭乗手続きを済ませて空港で出境しようとしたところボーディングパスに問題があると指摘され、キャセイパシフィック航空のカウンターで尋ねるよう指示された。同社職員は中国本土から4人の回郷証(香港市民の本土での身分証)が失効したという通達を受けたため、搭乗させられないと説明した。北京行きを断念した周秘書長らは記者会見を開いて当局に釈明を求めたほか、「今後、雨傘運動に参加した20万人の回郷証すべてを無効にするのか」と述べた。先に学連から中央との対話仲介を要求されていた范徐麗泰(リタ・ファン)全国人民代表大会常務委員(前立法会議長)は14日、書面回答で対話手配を拒否。このため学連代表らは独自での北京行きを図った。【関連記事】