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ディズニー値上げ、市民は2カ月据え置き
香港ディズニーランドが11月10日、入園料の値上げを発表した。11日付香港各紙によると、施行は11日から。チケットの種類でバラつきがあるが、値上げ幅は10.9~16.3%になるという。ただ香港市民には優遇措置が取られ、適応がふた月遅れの年明け1月10日からとなる。価格例を挙げると、成人の1デーパス(450ドル→499ドル)で10.9%増、成人の2デーパス(585ドル→680ドル)で16.2%増、年間パスのマジックアクセス(プラチナ・成人)では(2520ドル→2888ドル)14.6%増となっている。同社広報では値上げの理由を夜間パレードのコスト増と、将来の拡張に向けた資金確保としているが、来年は上海ディズニーの開園も控えており、また、最近の円安傾向で東京ディズニーの入園料がドル建てでは香港より15%も安くなっているなど、旅行業界を中心にその競争力を危ぶむ声も多い。【関連記事】