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最新号の内容 -20141104 No:3576
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セントラル占拠、米国が態度を軟化

 米国のケリー国務長官は先ごろ、ブルームバーグのテレビインタビューを受け、セントラル占拠に言及した。11月3日付『東方日報』によると、ケリー長官は「米国は一貫して民主を支持する」と述べたものの、「米国でも市民の不服従運動があるが、参加者はその結果に向き合わねばならない」と指摘。各方面が対話のテーブルに着いて問題を解決することを望むと語った。また中国が北朝鮮に対し貿易を制限し、中国の指導者が韓国大統領とは何度も会っていながら北朝鮮の指導者とは会っていないことを評価した。ケリー長官の発言は以前に比べ明らかに軟化しており、アジア太平洋経済協力(APEC)会議の際に行われるオバマ大統領と習近平・国家主席の会談と関係があると分析されている。イスラム国、エボラ出血熱、ロシア、北朝鮮などの問題で米国は中国に協力を求めなければならないため、香港問題であまり強硬な態度は取れないとみられる。【関連記事】