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セントラル占拠発起人、立法会解散を提案
セントラル占拠発起人、香港専上学生連会(学連)、学民思潮、民主派政党、民間団体は11月1日、5者会議を行い、こう着状態にある占拠行動の打開策を話し合った。1~2日付香港各紙によると、学連が提案したのは立法会の民主派が辞職し、その補欠選挙を住民投票に代えるというもの。2010年と同様に直接選挙枠の民主派議員が5地区から1人ずつ辞職。だがこれは民主派が否決権を失うリスクがあるため、もう1つの方法として職能別選挙枠の区議会第2枠から1人が辞職。だが区議会第2枠に2議席を持つ民主党と他党で意見は分かれる。10年の際は親政府派がボイコットしたが、今回はセントラル占拠への支持か反対かを問う対決として参加するともみられている。さらにセントラル占拠行動の戴耀廷・発起人は、政府の改革案が立法会で否決された場合、梁振英・行政長官が基本法50条に基づき立法会を解散、再選後の立法会でなおも否決された場合は基本法52条に基づき梁長官が辞任することを提案した。一方、学連の周永康・秘書長は、アジア太平洋経済協力(APEC)会議に合わせて北京に赴き全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会の決定撤回を訴える考えを表明した。【関連記事】