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高速鉄道、予算超過の可能性は67%
香港鉄路公司(MTRC)は10月28日、高速鉄道の工事遅延問題に関する独立委員会の2回目の調査報告を発表した。29日付香港各紙によると、報告書では高速鉄道は2017年8月から3カ月の試運転を行い、同年11月に開通する予定で、プロジェクト管理チームの見込みではスケジュール達成の確率は90%、購買部門の見込みでは715億ドルの予算を超過しない自信は90%という。だがMTRCが委託した外国専門家の見通しでは予算超過の確率は67%、開通が2017年より後にずれ込む確率は31%という。このため専門家は、予備の資金が少なすぎると予定通り完成しないリスクがあることから、政府とMTRC、請負会社が共同で予備資金を用意しておくことなどを提案した。【関連記事】