税関総署広東分署は１０月１７日、広東省の貿易統計を発表した。２０１４年１～９月の貿易総額は前年同期比７．４％減の４兆７００億元。９カ月連続の減少となるが、減少幅は１～８月の同１１．７％減から縮小した。うち輸出総額は同３．９％減の２兆８０００億元、輸入総額は同１２．１％減の１兆９０００億元。主要貿易パートナーのうち貿易総額が伸びを見せたのは欧州連合（ＥＵ）の同１０．０％増と東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）の同６．２％増。米国は横ばい。香港との貿易総額は同２３．４％減（９月単月では前年同月比５５．４％増）。日本との貿易総額は同０．７％減だった。９月単月の貿易総額は前年同月比３０．１％増の６８１４億８０００万元で、４カ月連続で増加した。輸出総額は同３２．８％増の４０１４億４０００万元、輸入総額は同２６．５％増の２８００億４０００万元で１３カ月ぶりに好転した。【関連記事】