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梁長官「セントラル占拠に外国勢力が介入」
梁振英・行政長官は10月19日、亜州電視(ATV)英語チャンネルに出演し、初めて「セントラル占拠行動」への外国勢力の介入に言及した。20日付香港各紙によると、梁長官は「セントラル占拠は純粋な地元の運動ではなく異なる国・地域の勢力が介入している。外国勢力は以前から香港政治に関与している」と述べたが、その外国の名指しは避けた。また基本法を読み上げ、行政長官選挙は全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会の批准を必要とするため単なる特区政府の事務ではないと指摘。香港専上学生連会(学連)の要求する基本法を改正して「住民指名」を盛り込むことや補充報告書を中央に提出することは不可能で、社会の一部の声だけ重視しているとの不満を招くと説明した。一方、『人民日報』19日付に掲載された論説は占拠現場に掲げられたスローガンなどを挙げ、「セントラル占拠の組織者・黒幕の真の目的は選挙の民主化や1国2制度下の高度な自治ではなく、香港の『自主』『自決』ひいては『独立』である」と述べている。【関連記事】