林鄭月娥・政務長官は１０月１８日、香港専上学生連会（学連）代表との対話を２１日に行うことが決まったと発表した。１９日付香港各紙によると、学連が１７日の声明で２２日までに対話を行いたいと述べたのを受け、対話は２１日午後、黄竹坑医専大楼で行うと決まった。嶺南大学の鄭国漢・校長を司会者に招き、双方から５人が出席。対話の時間は約２時間、傍聴席は設けず香港電台（ＲＴＨＫ）を通じて生中継する。林鄭長官は香港基本法と全国人民代表大会（全人代、国会に相当）常務委員会の決定を基礎とすることをあらためて述べたが、学連の●敖暉・副秘書長は「基本法を基礎とすることは同意するが全人代常務委の決定を対話の前提とするのは受け入れられない。引き続き住民指名と立法会の職能別選挙枠の廃止を勝ち取る」と強調。対話が成功するまでいずれの占拠地からも撤退せず、政府が強制排除すれば行動で応えると述べた。【●＝山かんむりに今】【関連記事】