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習主席、セントラル占拠に譲歩しないと決定
ロイターは10月14日、中央指導者に近い消息筋3人の発言を引用し、習近平・国家主席が今月初めに主催した国家安全委員会の会議でセントラル占拠行動に対し「断固として譲歩しない」との決定を下したことを明らかにした。15日付香港各紙によると、消息筋は中央が過去にすでに2回、香港のデモ活動で譲歩したと指摘。1つは2003年の基本法23条による国家安全条例の立法撤回、もう1つは12年の国民教育反対運動。このため中央はすでに香港のデモに我慢できず、また普通選挙は主権問題であるため3度目の譲歩はないとみる。仮に譲歩すればチベット、新疆などで同様に選挙権を要求する運動が起こるためだ。さらに中央は流血の鎮圧は行わず、混乱が拡大し放火、殺人などが起きたら最終手段として中国人民解放軍を出動させると決定したという。【関連記事】