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セントラル占拠、民主派重鎮が学生を批判
民主派重鎮の1人であるカトリック香港教区の陳日君・元司教は10月8日、セントラル占拠行動に参加する学生らを批判し、ただちに撤退するよう呼びかけた。9日付香港各紙によると、陳氏はブログに掲載した文章とテレビの取材で、現在の学生らが主導する運動を「賢明でなく公正でもない」と非難、「セントラル占拠行動の発起人が学生運動を乗っ取ったのではなく、学生がセントラル占拠行動を乗っ取ったのだ」と指摘した。セントラル占拠はもともと座り込んだ参加者が平和里に逮捕されるもので、現在学生らが行っている政府本庁舎の包囲は暴力による強制排除を招くとして「すでに制御不能になっており、学生は即時徹底すべき」と述べた。これに対しセントラル占拠行動と香港専上学生連会(学連)は両者が緊密な協力関係にあり、運動が実質的な成果を得られるまで撤退はしないとの声明を発表した。【関連記事】