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セントラル占拠、政府と学生が10日に対話
セントラル占拠をめぐって特区政府と香港専上学生連会(学連)は10月7日、香港大学で3回目の対話準備会議を行い、10日に対話を行うことで合意した。8日付香港各紙によると、対話は10日午後4時、湾仔で実施。双方から5人以下の代表が出席し、政府側は林鄭月娥・政務長官らが出席。対話の全過程はメディアに公開する。政府は議題として「政治体制発展に関する立憲政治の基礎と法律規定」の2つを提示した。だが学連は準備会議後の記者会見で政府が提示した議題に失望と怒りを表明し、「今後2日間に政府が強制排除を行えば対話に絶対影響する」と警告した。政府関係者は学連の代表がその場では異議を唱えなかったことを明らかにし、学連が対話する意思に疑問を呈した。「対立をつくり出すことで市民を扇動し、セントラル占拠を続ける狙いがあるのでは」と指摘している。【関連記事】