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セントラル占拠、政府と学生団体が会談へ
梁振英・行政長官と林鄭月娥・政務長官は10月2日深夜に記者会見を行い、セントラル占拠による事態収束に向けて香港専上学生連会(学連)の代表と会談することを発表した。学連はその2、3時間前に発表した公開書簡で林鄭長官らとの会談を要求。議題は政治体制改革に限り、それまで要求に掲げていた梁長官ら高官の辞任や全国人民代表大会(国会に相当)常務委員会の決定撤回には触れていなかった。これを受けて政府は林鄭長官らが短期内に学連代表と会談することを決めた。だが3日に旺角などで付近住民が集会を強制排除しようとして衝突が発生。逮捕された市民の中に暴力団関係者もいたため、学連は警察が暴力団と結託していると指摘して会談を棚上げした。政府は5日、会談の準備として政府本庁舎への通路を開放し約3000人の職員が6日から出勤できるようにすることなどを提示した。【関連記事】