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職場でのハラスメント、5人に1人が被害
平等機会委員会は9月4日、職場でのハラスメントや差別に関する調査結果を発表した。5日付香港各紙によると、この調査は2014年1月から4月に2008人を対象に電話を使って行われた。その結果、回答者の18%が就職活動時や勤務中になんらかのハラスメントや差別を受けたと回答。回答者の5人に1人が被害に遭った計算となる。また被害に遭ったと答えた人(年齢の中位数は40~49歳)の中で最も多かったのが「年齢による差別」で、64%を占めた。また、性差別は21%、セクハラ被害は17%だった。しかし94%の被害者が「被害に遭っても特に行動は起こさない」と回答。「抗議も役にたたないと思う」「見慣れたことだから不思議と思わない」と考え、我慢していることが分かった。一方、業界別では、差別が最も多かったのは卸売業と貿易業で、19%の職員が被害に遭っていた。会社の規模別では中小企業が57%を占め、最も差別が起こりやすい職場だった。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=9027