オンラインホテル予約サイト世界最大手のHotels.comは、中国人海外旅行客の動向についての調査『Chinese International Travel Monitor (CITM)』の最新版を発表した。前回に続き中国が世界で最も旅行にお金を費やす国となった一方で、中国人旅行者が意思決定を行なう際にテクノロジーが非常に強力な要素となってきていることが明らかになった。調査を開始して以来初めて、調査に参加した中国人旅行者の半数以上がウェブサイトやモバイルアプリを利用してホテルを予約していると回答し、2013年の45%を上回った。さらにホテルで最も重要なサービスとして無料Wi-Fiサービスの提供を選択した回答者は59%にのぼった。2013年の中国人海外旅行者は9700万人にのぼり、2012年に比べて1400万人増加。このような状況の中、調査に参加した世界各国のホテル従業員の半数以上が中国人宿泊客は過去12カ月よりも増加したと回答し、36%が中国人旅行者の流入は今後1~2年間でホテル産業に最も影響を与える要素の一つになると考えていることが明らかになった。【関連記事】
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