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「性都」東莞、年末まで売春取り締まり続く
今年2月の東莞市周辺の売春一斉摘発からおよそ4カ月たったが、広東省公安庁が6月12日に記者会見を行い、この4カ月間の取り締まりの成果を発表した。13日付香港各紙によると、関連する摘発・逮捕は売春組織が214件、サウナ、マッサージ、エステなどの風俗店が3553軒、ホームページが1200サイト、押収された電話番号やメールアドレス、チャットアプリのアカウントなどは100万件、逮捕者は3033人に上るという。ちなみに逮捕者の中には公務員が43人いたとされ、全員失職したとみられている。またそのほかには、政府要人とのパイプを持つ太子酒店の梁耀輝・董事長(元全人代委員)も含まれ話題となった。同公安庁治安管理局の鄭沢暉・局長は「取り締まりは年末まで続ける」と表明しているが、東莞市とその周辺における売春関連の経済効果は年間で500億元にも及ぶとされており、同市の財政にも大きく響くとの見方は強い。【関連記事】