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MTR回顧展、初代車両のレプリカを展示
香港鉄路公司(MTRC)は地鉄(MTR)開通35周年を記念し、主要駅で回顧展を開催する。1月6日付同社プレスリリースによると、1979年10月1日に地鉄が開通した当初は全長が8キロ、駅はわずか9駅だったが、路線拡張やKCRとの併合を経て現在では計84駅を有し、99.9%定刻運行という。このたび展示されるのは、初代車両のレプリカ。オーセンティックなステンレスの座席などが参観できる。また、大型ポスターを使って乗客にまつわるストーリーも紹介する。MTR車両で結婚式を挙げた夫婦のロマンチックな出会いや開通初日に一番列車に乗車した子供が大きくなってMTRとかかわる仕事についた話など、心温まるヒューマンストーリーだ。車両、ポスターともに、1月26日~2月7日は●湾駅、2月19日から3月7日はセントラル駅のコンコースで展示する。一方、開通35周年記念イベントの一環としてMTRC職員が旧正月のナイトパレードに参加するという。山車のデザインは開通時の一番列車と主要各駅の名所にちなんだものになっている。【●=くさかんむりに全】【関連記事】