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旧政府庁舎をホテルに改装、九龍倉系が落札
政府機関が入居していたセントラルの美利大廈(マレービル)をホテルに改装するプロジェクトの落札結果が11月6日に発表された。7日付香港各紙によると、応札していた18グループのうち落札したのは九龍倉集団(ワーフ・ホールディングス)傘下の海港企業。落札価格は44億ドルで、市場予測を30%余り上回った。1969年に立てられた同ビルは保存対象となっているため、取り壊しはできず、歴史と立地を生かしたホテルに改装する。制限が多いことから落札価格はさほどつり上がらないともみられていた。ホテル開発としてはセントラル最後の一等地ともいわれる。同社は総工費70億ドル余りを見積もっており、2018年末までに完成させる。【関連記事】