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セントラルの旧警察宿舎、芸術家村に
第3級の古跡指定を受けているセントラルの旧既婚者警官用宿舎が芸術家支援施設に生まれ変わる。12月7日付香港各紙によると、施設名は「元創方(PMQ)」。若い芸術家の育成のためにアトリエ約130室が月8000~1万8000ドルと周辺の平均賃料の20~50%程度で貸し出されるという。すでに6日より入居申請の受け付けを開始。入居の審査基準は業務計画や経験などによって決定されるが、すでに名が通っていたり、年間で300万ドル以上の売り上げがある場合は対象外となる。また、契約期間は2年のみで更新はなく、継続したい場合は再度の申請が必要になる。同施設の経営母体はNGOだが、独立採算のためアトリエだけでなく施設の約4分の1は飲食店や書店などが誘致される予定。竣工は2013年11月、試験営業を経て14年初頭の正式オープンを目指す。