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喫煙率、過去30年で最低
香港市民の喫煙率が過去30年で最低を記録した。25日付香港各紙によると、昨年の10月から12月にかけて特区政府統計処が香港市民の喫煙率に関するアンケート調査を行ったもので、香港市民の喫煙人口は65万7000人で、喫煙率は11.1%と1982年以来最低を記録したことがわかった。これは2009年のタバコ税の増税と喫煙禁止区域の拡大が効果を見せたものと考えられるが、一方で毎日喫煙をしている15~19歳は前年比40%増と増加傾向を示した。また、同調査とは別に食物及衛生局が小学4~6年生(日本の9~12歳にあたる)を対象に行った調査では、2.7%が喫煙の経験があり、その半数近くが初喫煙を7歳以下で経験しているという。