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13歳が5歳に性的暴行、男女同室に物議
香港島東区にある公立病院で、入院中の13歳の少年が同じく入院中の5歳女児に性的暴行を加える事件が発生し、大きな波紋を呼んでいる。24日付香港各紙によれば、昨年年9月、韓国籍の少年とその実弟、被害者の女児の3人は同じ病室に入院しており、女児の母親が買い物に出掛けたすきに少年が女児を強姦しようとした。外出から戻った母親が下着の脱げ掛かった女児を発見し問いただしたところ、少年が馬乗りになったと告白したため通報。駆け付けた警官が少年の身柄を拘束し、現場からは精液が見つかった。香港では英国統治時代の19世紀につくられた法律によって「14歳以下の男子は性的能力を持たない」と仮定されている。このため13歳では強姦罪が適用されず、今回の事件で被告は少年院に送られることが決まった。裁判官はこの一件をはじめ、エスカレートする少年犯罪の深刻性を指摘し、法改正を検討すべき時期が来たとコメント。同時に未成年の男女を同じ病室に入れるという病院の処置に対しても見直すよう苦言を呈した。