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貿易発展局、第1四半期の輸出指数は47.1
香港貿易発展局(HKTDC)は3月9日、輸出の景況を表す最新の輸出指数を発表した。第1四半期の輸出指数は47.1で、昨年第4四半期の33.7から13.4ポイントの急上昇。伸び幅は過去数年で最高となったものの、引き続き景況の分かれ目である50を下回った。HKTDCの関家明・研究総監は「世界の貿易環境は依然として試練が多いが、輸出指数は短期的に輸出環境が安定に向かっていることを示している。ただし50を下回っていることは香港の輸出企業の慎重な姿勢が反映された」と述べ、2017年の見通しとして輸出量は0.5%増、輸出総額はゼロ成長との予測を維持した。輸出指数に改善が見られた業界は機械、電子製品、玩具、宝飾品・時計で、特に機械は最も大きな伸びを見せ唯一50を上回った。市場別では米国が最も高い50.3、次いで日本の49.8、中国本土の49.5、欧州連合(EU)の48.7となっている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=16878