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曽蔭権・前行政長官、量刑は禁固20カ月
高等法院(高等裁判所)は2月22日、汚職容疑で起訴され有罪が確定した曽蔭権(ドナルド・ツァン)前行政長官に量刑を下した。同日付香港各紙と香港電台(RTHK)ニュースによると、20日に収監された直後に不調を訴えて入院した曽氏も高等法院に赴き量刑を聞き届けた。17日に有罪判決が下された「公職者の行為失当」については禁固20カ月が言い渡され、執行猶予は認められなかった。他の起訴内容である「行政長官が利益を受けた罪」については9月にあらためて審理が行われる見通しだ。21日には曽氏の家族らが病院で曽氏を見舞った後、茘枝角の拘置所に赴き、息子の曽慶淳氏が懲教署指定の日用品や菓子類を買い求めて差し入れ品として拘置所に届けた。差し入れ品には鼻アレルギーやコレステロール値を下げる薬も含まれていた。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=16870