２月１０日にＭＴＲ車内で放火事件が発生し負傷者が１９人に上る惨事となったが、香港鉄路（ＭＴＲＣ）は２月２１日、安全面を考慮し３月１日からＭＴＲ駅構内の商店でのライターの販売を禁止すると発表した。２月２２日付香港各紙によると、ＭＴＲの規則ではこれまで、マッチやタバコ、吸い殻、液体など火災を引き起こす可能性がある物品を駅構内に置いたり投棄することは禁じられていたものの、構内のコンビニや商店でライターのような着火物の販売は禁止されていなかったという。これに対し立法会議員らはやり過ぎだと批判。放火犯が必ずしも駅構内でライターを購入するとは限らず、駅や列車内に持ち込む可能性だってあると指摘している。安全性を向上させるなら、職員が突発的な事故や緊急事態に対処する訓練をすることや列車に防犯カメラを設置するなどをすべきだと話している。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=16789