衛生署医院管理局が公立病院の救急医療室（Ｔｈｅ　Ａｃｃｉｄｅｎｔ　＆　Ｅｍｅｒｇｅｎｃｙ　Ｓｅｒｖｉｃｅ）の利用料を現行の１００ドルから２２０ドルに引き上げる案について、市民の６割が反対しているという。２月１日付香港各紙によると、香港工会連合会（工連会）が２０１６年１２月２０日から今年１月４日までアンケート調査を行った結果、回答者１３９４人のうち９４％が現在の救急医療室の待ち時間が長過ぎると答え、８０％が濫用されていると考えていたものの、料金を変更すべきでないと回答した人は３５％に上った。また６４％が上げ幅１２０％に反対した。受け入れられる金額については、回答者の１５％が１０１～１２５ドル（上げ幅２５％以下）、２２％が１２６～１５０ドル（同２６～５０％）、９％が１５１～１７５ドル（同５１～７５％）、１７６～２００ドル（同７６～１００％）、１１％が２００ドル以上（同１００％以上）と答えた。現行の１００ドルは２００２年から実施された金額だ。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=16529