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旅遊業監管局、2~3年内の成立目指す
懸案だった「旅遊業条例草案」が12月7日に完成し、その執行部門となる「旅遊業監管局」(以下、旅監局)が、2~3年の内に発足することが確実となった。8日付香港各紙によると、旅監局とは旅行会社や旅行関連のサービスに対し、免許の発行や管理・監督を行う政府系機関。ツアー客が買い物を強要されるなど、脅迫や詐欺行為が横行している旅行業界の現状を改善すべく、2011年から設立が検討されていた。これにより、旅行代理商註冊処と香港旅遊業議会が担当していた業務は同局に移管。今まで免許停止くらいしかなかった条例違反者に対する罰則が強化され、最高で10万ドルの罰金と2年の禁固刑を科すことが可能となり、悪質な業者に打撃を与えるものと期待されている。ちなみに監督対象となる旅行会社は実店舗のある会社に限らず、エクスペディアやホテルズ・ドットコムなどのオンライン上の旅行会社も含まれる。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14423