小学校のＩＴ担当という立場を利用し数年にわたって女性の教師を盗撮し逮捕された男の裁判が１２月７日に開かれた。８日付香港各紙によると、被告（３６歳）は２００６年からある小学校に勤務していたが、１１年から校内のコンピューターにハッキング用ソフトウエアをインストールし盗撮を開始。その後、犯行はさらにエスカレートし、１３年９月から１４年１月は職員室とコンピューター室のコンピューターが置いてある机の下にカメラを設置し、教師のスカートの中を撮影していた。１４年１月２９日に１人の女性教師が不審なファイルを見つけてクリックすると自分のスカートの中が映し出されたため通報した。警察が学校のコンピューター２台と被告の自宅のパソコンを調べたところ、事件に該当する３３３万枚の写真が保存されており、被告を逮捕した。うちほとんどが（パソコン使用者の）頭が写っている写真で、スカートの中や太ももが映った写真は２万４０００枚だった。被害に遭ったのは女性教師６人で、年齢は２６～４５歳。被告は逮捕翌日に保釈されたものの、保釈期間内に自宅のパソコンから学校のパソコンをハッキングしたため再逮捕された。犯行の動機について、今まで恋愛経験がなく、副校長を含む３人の女性教師に魅力を感じたからと供述しているという。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=16312