スイスのＮＰＯ、世界経済フォーラム（ＷＥＦ）が「２０１６／１７年世界競争力リポート」を発表。香港が昨年より２ランク後退し９位であることがわかった。９月２９日付香港各紙によると、同リポートは世界１３８カ国・地域を対象に高等教育や職業訓練、インフラ、経済環境、労働市場効率など１２分野で国際競争力を評価したもの。香港は世界で９位、アジア内ではシンガポール、日本に次いで３位と評価されている。分野別評価では、インフラでは１位、金融サービスでは４位と強みを見せるものの、イノベーション能力が２７位と際立って低いのが特徴だ。１～３位は昨年同様スイス、シンガポール、米国の順、以下１０位までは、オランダ、ドイツ、スウェーデン、英国、日本、香港、フィンランドと続く。なお中国は３年連続の２８位となっている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14770